東大卒のエリートサラリーマン候補生がITエンジニアに転身した3つの理由

こんにちは、WebエンジニアのYamaです。

今日は、「東大経済学部を卒業して大手企業に就職までしたのに、そのブランドを捨て去ってITエンジニアに転身した」僕なりの理由をお話しします。

よく人からは「もったいない!」とか言われることも多いのですが、「あの時大きく人生のルートを切り換えたのは合理的な選択だった」と、今なら胸を張って言えます。

そこそこの大学・企業にいるけれど、今の生活や今後の人生に不安を抱えているあなたにとって、次の一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。

理由1. 自分の未来が想像できてしまったことに対する絶望

新卒で入社した、某大手生命保険会社での話です。

僕と同じ大学から入社した先輩たちの話を聞く中で、「その会社で数十年間勤めた結果、自分がどのような社会人になり、どういう人たちに囲まれて日々を過ごすことになるか」という事が、大体想像できてしまった。

そしてその未来は、僕が望むそれとはかけ離れていると気づいたんです。

来る日も来る日も保険の審査や書類の作成。

異動先が営業部署となれば、営業所の所長として生保レディの皆さんを楽しませ、機嫌を取らなければなりません。

それと同時に、自分が全く欲しいと思わない保険商品を半ば無理やり親類や友人に売りつける。

やがて、この会社でしか通用しないスキルを身に付けた「市場価値の低い人材」の出来上がりです。

会社にしがみつく事でしか自分と家族の生活が担保できず、周囲にも同じような考え方をした人間ばかりが集まってくる

そんな未来が、容易に想像できてしまった。

というより、会社内で同じコースを辿るであろう先輩たちに会えば会うほど、その未来が現実になるという確証が高まっていくのを肌で感じたんです。

人間の脳は、複数の未来が提示されたとき、「臨場感の高い方の未来」へ向かうような行動と選択を取るようプログラムされています。

※これは、コーチングの世界で提唱されている理論です。

つまり、このまま会社に居続けると「自分が望まない未来」へどんどんと引き寄せられてしまう

そのことを明確に理解できた事が、会社を辞めて環境を変えようと思うに至った理由の一つでした。

理由2. プログラミングという「手に職」を付けたかった

「理由1」でも触れたように、特に金融機関などに就職した場合、どうしてもその会社でしか通用しないスキルを身につけざるを得ません。

僕はそれが不安で仕方ありませんでした。

だって、何かの理由で転職したいとなった時に面接で語れる事が

「保険の審査を3年間やってました。それと、自分の親類に保険商品を売りつけるスキルがあります。」

だと、同じ保険業界か、よくて銀行・証券関連の会社しか採用するメリットを感じません。

もちろん、金融業界にいる人材が他業界に転職できないという事ではないのですが、転職によってキャリアを積み上げる事が難しいという明確なデメリットがあります。

転職ではキャリアを積めないために、「その会社にしがみ付く」という選択肢が魅力的に見えてしまい、やりたくもない仕事を毎日我慢してしまう人が多いのです。

一方で、プログラミングという武器で「手に職」を身に付けておくと、「会社にしがみつくために自己を犠牲にする」という思考から脱却できます

実際のところ僕は、今勤めている会社をいつクビになってもいいと思っています。笑

ITの仕事が増加しづけている今、会社を辞めても需要のあるスキルを持っていれば多くの企業から「必要とされる」からです。

必要とされる=働く条件や報酬について、こちら側が選ぶ立場となれる という事。

これだけで人生の選択肢を大幅に増やす事ができます。

まずはプログラミングのスキルを身につける。

そこを出発点として、より楽しく、報酬の高い仕事を獲得していきたいという考えが根底にあります。

理由3. プログラミング自体が楽しいと思えた

ある仕事に就き、その道のプロと言われるレベルに到達できるかどうかは、結局のところ「その仕事自体を面白い/意義があると感じられるか」という要素で決まると考えています。

その意味で行くと、僕はサービスの設計やプログラミングそれ自体を楽しいと思えました。

エンジニアは「コーディングのプロ」というよりも「問題解決のプロ」です。

どのようなアプローチを取れば最短/最速で効率良くゴールにたどり着けるのかを考えて、その途中に出現する課題を解決していく。

僕は子供の頃からそういう「なぞなぞ」みたいなものが好きだったので、普段のエンジニア業務が楽しくて仕方ありません。

こう言うと語弊があるかもしれませんが、現場にはゲームをしにいっている感覚です。

「今こういう技術的課題が見えてるけど、どうやってこれ解こうかなぁ」という感じで、パズルゲームを遊んでいるように設計やコーディングをしているので、精神的な疲労がほとんどないんですよね。

当然、難しい問題が解けずにフラストレーションがたまる事もあります。

でも、その問題が解決できた時の達成感でむしろ気分がプラスに転じるわけです(単純)。

このようにゲーム感覚で没頭できる事を仕事にできると、

仕事が続く
→スキルが段違いの速さで蓄積する
→仕事/働き方の選択肢が広がる
→仕事が続く..

という最強のループに入る事ができます。

逆に、興味のないことは少々お金を多くもらえたとしてもやりたくありません。
というか続かないんですよね。
続かないからスキルも積み上がらず、自分の資産にならない。

飽き性でわがままな自分だからこそ、「それを楽しいと思えるか?」という要素はエンジニア転職を決める上で非常に重要でした。

まとめ

以上が、「東大経済学部を卒業して大手企業に就職までしたのに、そのブランドを捨ててITエンジニアに転身した」僕なりの理由です。

今の時点から振り返ると、「エンジニア転職を決めた当時の俺、Good Job!!」とめちゃくちゃ褒めてあげたいですね。
それくらい人生の質が上がったなぁと実感しています。

エンジニアに限らず、「メインの仕事として何をするか」というのは、人生における大切な選択でしょう。

その選択をした理由を自分なりに持っておくことで、仮に後から「やっぱ違ったな!メインの仕事はこれじゃない!」となってしまった場合にも軌道修正がきくと思うのです。

何とな〜くで明確な理由を持たずに選択をミスった場合、どちらの方向に軌道修正すればいいか分かりません。
(そんな場合でも人生何とでもなる事は確かですが)

「なぜ自分はこの仕事をメインにしているのか?他にもっと良い選択肢はないのか?」という問いについて、一度時間をとって考えてみる事をオススメします。

それではまた!